私的良品。

自分の買い物を自画自賛。我が家にあるナイスなモノの素晴らしさを説きます。

土地を買う。

家づくりの半分くらいの気力は,土地探しで削られました。

具体的なプランに入って新生活に夢が広がる家づくりと違って,土地探しには全く面白みがなく,焦りと消沈を繰り返すばかりでした。

その全く面白くもない半年の苦悩を嫌々思い出しながら,土地探しについてまとめてみたいと思います。

 

 

苦悩①土地が決まらなければハウスメーカーも決まらない

家のプランはまず土地ありき。土地がなければハウスメーカーは動きようがありません。大抵のハウスメーカーは土地選びに協力してくれますが,しかしそのハウスメーカーの仲介で土地を決めてしまうと,必然的にそのメーカーで建てることになります。(そういう契約はできないことになっていますが,別メーカーで建てると言える猛者はなかなかいないのではないかと思います。)

プランは競合させたいもの。土地があれば複数のメーカーを並べて検討することもできますが,土地が無ければそれは無理です。

 

 

苦悩②ネットでは良い土地情報をつかめない

ネットで探せば,いくらでも不動産情報というのは出てきますが,それは全て(断言しますが全て)条件の悪い売れない土地です。はじめのうち我が家は会員制の不動産情報サイトで土地を探していましたが,今にして思えば,それらも全て売れない土地でした。会員制ですらそれなので,誰でも見られるオープンな土地情報なんて,いかにゴミか分かるでしょう。土地探しは足を使えとよく言われます。

 

 

苦悩③不動産屋めぐりが辛い

というわけで足を使って不動産屋めぐりを始めます。地域の不動産屋というのは,大手以外はどこも非常に入りにくい雰囲気です。場所によってはやっているのかいないのか分からないような佇まいだったり,いつ行っても開いてなかったり,イカツイおじさんがシャチョーさんだったり…。これからマイホームを建てるぞ(^O^)という若いパパが気安く訪れようと思うような場所ではありません。

しかもこれだけ精神的に削られても,不動産屋は一見客ごときに良い土地情報なんて渡してくれません。ただ,ネットに出ている不動産情報でも,訪れた先の不動産屋が持っている土地であれば「仲介料を安くしてくれる」等のメリットはありました。(してくれないところもありましたが。)

 

 

苦悩④良い土地はハウスメーカーの手に渡っている

それでは不動産屋が良い土地をゲットしたときに一体どこに売るのかというと,それはハウスメーカーです。良い土地というのは,衆目に触れないうちにお得意さんの手に渡っているのです。

ここで苦悩①に戻ります。我々は良い土地を手に入れようと思うと,ハウスメーカーに縛られなければならないのです。何てこった!

 

 

我が家の結論は,ハウスメーカーが紹介した土地を買う

根気よく不動産屋めぐりを続けて,良い土地に巡り会える人もいるでしょう。

ひょんなことから土地を紹介してくれる人が現れるケースもあるでしょう。

妥協して,今ある選択肢から選ぶ人もいるでしょう。

我が家の結論は,ハウスメーカーが紹介してくれた土地を買う。でした。

 

土地探しを始めた時点で,我が家は3つのメーカーとコンタクトをとっていました。そしてその3メーカーとも,土地を探してくれました。

A社は,「もしウチが探した土地を買うことになったら,ウチと契約することを約束してほしい。」と言いました。

B社は,「土地探しをお手伝いします。もしその土地を買うことに決めてウチと契約しなかったとしても,そういう仕事ですからそれはそれで仕方のないことです。」と言いました。

C社は,逆に「他メーカーが探してきた土地では,ウチは建てません。先方が自分のところで建てなくてかまわないと言っているとしても,様々なしこりが残るので,お断りしています。」と言いました。

 

3メーカーとも,紹介してくれた土地はまだ衆目にさらされていない,今まで候補に上がってきたものとは比べ物にならないくらい良い土地でした。

中でも一番良い土地を紹介してくれたのは,B社でした。我が家はその土地を買い,A社とB社からのプランを見たあと,B社と契約しました。

 

 

建築プランの競合はあまりできませんでしたが,「良い土地を買う」という目的は達成しました。

他の選択肢もあったのかもしれませんが,以上が我が家なりの土地探しのまとめです。

 

 

ついでのアドバイス。先方は必ず焦らせてくる。決断は目が肥えてから。

ネットで見つけた土地で,良いと思った物件があったので(あとから思えばクズ土地でしたが),不動産会社に詳細を尋ねました。先方は「1週間は予約という形で,他のお客さんと商談しないようにする。それまでに決めてほしい。」と言いました。1週間と言われると当然焦ります。が,その土地はそれから2年経ってもまだ売れていませんでした。

他にも「1週間で」「今月中に」と言われた物件がありましたが,それらもその後しばらく売れ残るような土地でした。

様々な土地を見て目が肥えてくると,本当に良い土地か,それとも売れ残るような土地か,だんだん判断がつくようになってきます。

 最終的に決断した土地は,「明後日までに返事をください。この土地は必ずすぐに売れてしまいます。」と言われました。ビビッとくるような土地だったため,翌日には返事。8区画あるうちの,第一希望の土地を買うことができました。ちなみに他の区画も,1週間以内に全て売れました。

 良い土地もそうでない土地も,先方は必ず焦らせてきます。文句なしの土地があらわれるまでは,じっと我慢。現れたら,即決断。なかなか難しいですが,これをクリアすると,いよいよ楽しい家づくりのステップに進めるのです。

 

 

 帯に書いてある通り,「はじめの1冊」がこれでした。 

新版 家を買いたくなったら

新版 家を買いたくなったら

 

 

【関連記事】