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私的良品。

自分の買い物を自画自賛。我が家にあるナイスなモノの素晴らしさを説きます。

くもんのドリル「はさみ」を買う。

おもちゃを買う。

息子がはさみ大好きなので(→子供用はさみを買う。 - 私的良品。),書店で衝動買いした,こいつ。

 

幼稚園にはいったら 5 はさみ

 

おなじみ,くもんのドリル。はさみを使って色々なものが作れます。

ページが進むごとに,1回切りから直線,直角,じぐざぐ,曲線,円…と,だんだん難易度がアップしていきます。それぞれライオンのたてがみや,電車,クリスマスツリーなど,切ると楽しいものができるという仕組みです。

 

息子は当時3歳後半。このドリル,子供の発達を見る上で,非常に面白い道具となりました。

 

できない!でもやりたい!!大きな壁にぶつかる

はじめ,息子には難しすぎて最初の2,3ページしかできませんでした。でも,息子ははさみが大好き。やりたいのに思うようにできないので,失敗しながら涙が出てきます。できないなら諦めたり親に手伝ってもらったりすればいいのに,それは許せません。自分でやりたいんです。

子供は,シールをもらえるから頑張るのではありません。褒められたから伸びるのでもありません。それらは励みであって動機にはなりません。子供は,自分の内側からの,「これがやりたい」「やらねばならない」という衝動によって動いています。子供が強く求めるものというのは,必ず発達に必要なものです。

 

ある日突然乗り越える

できなかったドリルはおもちゃ棚に封印。私も息子も,ドリルのことはしばらく忘れていました。

それから3,4週間たった頃。息子が自分からおもむろにドリルを取り出して,好きなページをめくり,ざくざく切り始めました。親の手伝いなしで,上手に。一つできると見せに来て,褒められて,またニコニコと次を作り始めます。難しい物もがんばって,それなりに。…驚きました。

よく言われることですが,子供の成長は坂道状ではなく階段状。じわじわと上達するというよりは,停滞期があったあと,突然ステップアップします。

 

くもんのドリルの使い方

少なくとも幼児期から,「お勉強」に慣れさせてはいけないと私は考えています。ドリルが1つできたら,親からごほうびシールが1つもらえる。「はさみを使える喜び」や「できるようになった自分」が,シール1つの価値に変えられてしまうのです。

また,くもんのドリル全般に言えることですが,これを使ってスキルアップさせようとすると,その活動は子供にとって非常に苦しいものになります。直線切りが昨日初めてできた子が,明日曲線切りができるようになるわけではありません。まずは直線切りを十分経験することが必要です。

 

とはいえ,おもちゃとしては非常によくできています。はさみの使い方がまだ拙い子供でも,ちょっと頑張るだけでステキな工作ができるのです。

そうやって遊ぶ中で,息子はついにこのドリルをやり尽くしてしまいました。ドリルの最後には,表彰状がついています。全部できたごほうびです。が,息子の反応は,「全部できた!やった~!!」ではありません。「あーあ,なくなっちゃった~」です。遊びですから。

 

 

 

 

最近改訂されたので,こっちも買う予定。

はじめてのはさみ (こうさく 1)

 

 

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