オール電化住宅を買う。~導入編~
先年平屋を立てましたが(→平屋を買う。 - 私的良品。),その際オール電化住宅にするか,ガスも入れるかで少し悩みました。
少しというのは,わりとあっさりオール電化にすることを決めたからです。
オール電化住宅にした理由
オール電化住宅がいいなと思った理由は2点ほど。
①ガスが高い
都市ガスが通っていない地域なので,プロパンガスになります。プロパンガスは,とんでもなく高いです。これまで住んだアパートやマンションは全てプロパンでした。安い月でも5000円超え。ガスエアコンがあった部屋に住んでいたときなどは冬場は20000円とか。それでガスが嫌いになりました。オール電化だと,ガスと併用するよりも一般的に光熱費は安くなります。
②プロパンガスのボンベがダサい
プロパンガスなので,家の周りのどこかにガスボンベを設置しなければなりません。それがダサい。隠したい。エコキュートならただの四角い白い箱なので,大きいとはいえさほど目立ちません。
ガスに後ろ髪引かれた点
ガスに未練が全く無いかというと,そうでもありません。
①床暖房へのあこがれ
床暖房は,電気よりも断然ガス。コスト的にも,性能的にも。
オール電化にするなら床暖房は入れないことにしていたので,(設備投資と運用コストの問題で)ここが一番悩んだところでした。
下からじんわり暖かい,快適な暖房設備。今でも正直床暖房がある家は羨ましいです。
②生活から火が消える
オール電化にすると,息子は身近に火のない生活を送ることになります。そこに少し引っかかりました。けれどまあ文明が発展すれば常識も変わるということで。私だってかまどでご飯炊けないし。
家に仏壇がなく喫煙者もいないと,本当に家から火の気が消えます。引っ越して初めて迎えた息子の誕生日では,ケーキのろうそくに火をつける手段が無いという事態に遭遇しました。
③もしものときにライフラインが1本というのは危険
当時東日本大震災からあまり月日も経っていなかったので,世の中的にはオール電化が敬遠されていた時期でした。もしものときに電気がダメでもガスは使えるかもしれないとか,節電しなければならない時期に電気ばかり食う家なんてけしからんとか。
その辺の判断は様々な考え方があるので割愛しますが簡単に言うと「ま,いっか」でした。
というわけで,冒頭にも書いたとおりデメリットを理解しつつもとにかく価格上のメリットに押されてオール電化住宅にすることに決めました。
気になる実際の電気代については,また次回。
これ欲しいんですわー。
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