レゴを買う。
基本中の基本おもちゃ,レゴ。
別に保育園にあるし~ということで息子が5歳になるまでこの存在を無視してきましたが,レゴクリエイターに出会ったことで見方が変わりました。(→レゴクリエイターを買う。 - 私的良品。)
この出会いでレゴの面白さを知り,じゃあちょっと沼に足を一歩踏み入れてみようかなということで,何を買うべきか調査開始。が,種類が多すぎてこれがかなりややこしい。
私なりに整理してみたいと思います。
基本的にはレゴは2種類
私はレゴって何種類もの大きさがあるのだと思っていましたが,実は2種類しかありません。
レゴデュプロと,普通のレゴ。
レゴの最も簡単なシリーズが,レゴデュプロ。単純に言えば大きなレゴで,対象年齢は1歳半から。
そしてこちらが普通のレゴ。従来の赤いバケツと青いバケツが廃止されて,黄色のコンテナになりました。対象年齢は4歳から。
これらのセットには「スーパーデラックス」や「スペシャル」と名前がつきますが,この2つがレゴの基本中の基本のセットと考えてよいと思います。
ちなみにレゴデュプロと普通のレゴは一応互換性がありますが,一緒に活用されているところは見たことがないので(使いにくいし),分けて考えた方が良いです。
レゴデュプロ
レゴデュプロは普通のレゴと違って複雑に展開されておらず,上記の基本セットの他にいくつかのテーマ物や,基本パーツの拡張セットなどがあります。
あまり拡張するつもりがなければ,子供の興味に応じてこういった車や動物などのテーマ物から入ってもいかもしれません。こちらは内容によって値段はピンキリです。
ちなみに女の子向けのピンクのコンテナなんてものもあります。すげー。
レゴデュプロは低年齢向けのブロックはこれ一択と言っていいほど,使いやすくできています。4歳5歳以降の創造的なブロック遊びとは別物と考えて,積み木遊びの延長のような感覚で買うことをおすすめします。
普通のレゴ
さて,4歳からが対象の普通のレゴについてです。
普通のレゴは上に書いた黄色のコンテナ「レゴクラシック」が基本になります。デュプロと比べるとパーツはかなり小さいので,誤飲の危険がない年齢に達していることが大前提です。
普通のレゴのシリーズ
普通のレゴでは,黄色のコンテナ「レゴクラシック」の他に様々なシリーズ展開がなされています。レゴクラシックは自由に創造するおもちゃですが,これから述べるものについては説明書通りに作ることを楽しむおもちゃです。
そしてこれが非常にややこしい。今現在出ているものを挙げると,
- レゴジュニア
- レゴシティ
- レゴスーパーヒーローズ
- レゴミニフィギュア
- レゴディズニープリンセス
- レゴフレンズ
- レゴニンジャゴー
- レゴスターウォーズ
- レゴジュラシック・ワールド
- レゴクリエイター
- レゴミクセル
- レゴネックスナイツ
- レゴスピードチャンピオン
- レゴテクニック
- レゴエルフ
- レゴアーキテクチャー
- レゴアイデア
と,これだけあります。これらを大雑把に分けると,以下のような感じになります。
- 低年齢児向け大きめパーツ(ジュニア)
- 細かいパーツで乗り物や建物を作る(クリエイター)
- レゴオリジナルのテーマ物(シティ,スーパーヒーローズ,ニンジャゴーなど)
- タイアップのテーマ物(ディズニー,スターウォーズなど)
- 上級者向け(テクニック,アーキテクチャー,アイデア)
1は4,5歳向け。
2~4については作品の大きさに応じて5,6歳から小学校高学年くらいまで。
5は4までを極めたあとで,もっと高みを目指したい人向け。
5歳前後の子供には何がいい?
レゴデュプロを卒業したあと,普通のレゴに移行しようと思ったときに,一体何を買えばいいのかが一番悩むところかと思います。
4歳ならばレゴジュニア
デュプロはもう卒業だけど,細かいパーツを説明書を見ながら組み立てる…というのはまだ難しい4歳。4歳には,レゴジュニアが良いです。パーツが大きいため普通のレゴの導入編といった感じで,とにかく簡単に作品が完成するのが特徴です。
スパイダーマンなどのタイアップ物や,ピンクピンクした女の子向けのものもあります。
5歳からはテーマ物か,レゴクリエイター
5歳くらいになると,選択の幅が一気に広がります。5歳を過ぎれば厳密には対象年齢を気にしなくてもよい印象なので,6歳からとなっているものでも充分扱えます。
大雑把な選択肢としては,子供の好きなテーマ物を選ぶか,レゴクリエイターを選ぶか,になります。
テーマ物の代表としては,親世代にも馴染みがあるレゴシティがあります。
レゴシティは消防や警察,宇宙飛行士など,お仕事がテーマのシリーズです。レゴジュニアほどではありませんが,大きなパーツも多く,完成作品もある程度大きなものが多いです。
他にもレゴのテーマ物にはディズニープリンセスやスター・ウォーズなど様々ありますが,だいたいレゴシティと同じでテーマが違うだけ,という捉え方で良いかと思います。
一方,同じ年齢層を対象としていても,レゴクリエイターだけは方向性が違います。
レゴクリエイターが他のテーマ物と大きく違う点は,パーツの大きさです。対象年齢が6歳のものでも,とても小さなパーツをたくさん使って車を組み立てます。
また「車」や「建物」を作ることがメインなので,キャラクターが出てきません。人形が付属するセットもあるにはありますが,人がメインではありません。
そしてテーマ物は「ある世界観を作り上げてそこで遊ぶ」という楽しみ方をするのに対し,クリエイターは作ることがメインで作品自体ではあまり遊びません。テーマ物は一度作るとあまり壊すことをしませんが,クリエイターは頻繁に作って壊すことを繰り返します。
息子にはこれが非常に良かったのですが,詳しくは記事をご覧ください。
上級者向けのレゴ
というわけで今はレゴクリエイターにはまりまくっている息子ですが,いずれ買ってやりたい上級者向けのレゴがあります。
レゴテクニック。これの凄いところは,機械の「形を模している」というより,「動く仕組みを模している」ところ。電池を入れて動くものまであり,大きなものはやはりかなりの値段しますが,見るだけで興奮します。どれも7歳からなので,さすがに小学校に上がってからかなという感じですが,今から楽しみです。
と,ややこしいレゴの世界については以上です。ただの四角いブロックと思っていたレゴ,侮りがたし。
すごい!欲しい!けど絶対に買えない値段。
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