読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私的良品。

自分の買い物を自画自賛。我が家にあるナイスなモノの素晴らしさを説きます。

学習机を買う②~選び抜かれた候補たち~

学習机を買う①~購入前の知識あれこれ~ - 私的良品。の続きです。

いよいよ候補選びを始めます。

 

私が候補に残した学習机の条件

何しろ選択肢が膨大なので,様々なメーカーのたくさんのラインナップの中から,ある程度条件をつけて候補を絞っていかなければなりません。以下は私がフィルターにした学習机の条件です。

 

①サイズは奥行き60cm以上,幅110cm程度

奥行き45cm程度の浅めの学習机が多く出ていますが,あくまでリビング学習用の机です。浅いのでデザイン的にはスッキリしていて素敵で,一瞬目を奪われます。が,個室でがっつり勉強するのには不適なので,将来的には使いにくくなってしまいます。心を鬼にして候補から外します。

また,幅についてはワゴンを机の中に入れるか外に出すかにもよりますが,机の中に入れるとなると左端に寄って座ることになるため,使い勝手の良いスペースは意外に狭くなります。我が家はワゴンを中に入れる前提で,幅110cmを基準に探しました。

 

②無垢

学習机の材質には,大きく分けて「無垢」「突板(つきいた)」「MDF合板」の3種類があります。無垢はそのままの木,突板というのは表面だけ見栄えの良い綺麗な木を貼ったもの,MDF合板はクズクズの木材を接着剤で固め,多くの場合はその上に木目プリントしたものになります。

乱暴に言うなら無垢が高級,突板は普通,MDF合板は安物,となりますが,カリモクのボナシェルタなんかは良質な突板なので,例外ももちろんあります。

強度的には別にどれでも問題ありません。でも私は(学習机に限りませんが)突板や木目プリントの「別物を装った感じ」が嫌だったので,なるべく無垢にこだわりました。

 

③ウレタン塗装

学習机の表面の塗装は,大きく分けるとウレタン塗装と自然塗装(オイル塗装)とがあります。ウレタン塗装は表面に膜を貼るため傷がつきにくく,自然塗装はオイルを木に染みこませるだけのため傷つきやすいです。コイズミやイトーキ,カリモクや浜本工芸など有名どころならまず大丈夫なのですが,「木の質感を大切に」「傷は思い出」を売りにしている中小家具メーカーでは,まず間違いなく自然塗装(オイル塗装)の商品をラインナップしています。イオンやアクタスでも見かけました。自然塗装のほうがコストがかからず安いのですが,学習机の用途を考えるとウレタン塗装を選択したいところです。

余談ですが浜本工芸のカタログには塗装の様子を紹介するページがあり,とにかく半端ない塗装技術をもっているということが伝わってきます。

 

④スライドレールが付いた引き出し

引き出しには,スライドレールの付いた引き出しと,付いていない引き出しがあります。一般的には「スライドレールが付いていない」=「精度が高い」ということで高級品という扱いになりますが,コストダウンのために付けない場合もあるので一概には言えません。

 私はそこまでの高級品は必要としていないということと,展示品では物を入れて重たくなった引き出しの引き心地までは分からないという理由で,全ての引き出しにはスライドレールが付いていて欲しいと思いました。なお,スライドレールにもシングルレールとフルスライドレール(奥まで引き出せる)がありますが,コイズミやイトーキといったいわゆる学習机メーカーの机は全部の引き出しがフルスライドレールだったりするので,これはこれでさすがだなあと思います。

 

⑤ブリッジ型,ロータイプの上棚

学習机選びでは,この条件が一番のネックになりました。上棚にもたくさん種類がありますが,「ブリッジ型の上棚」というのはこういうやつのことです。

ITOKI(イトーキ) tref(トレフ) フリーワンタイプ 学習机

棚の一番下の部分が空いていて,スペースを有効活用しつつ上の棚部分には物も置けます。

上棚にも「ハイタイプ」「ミドルタイプ」「ロータイプ」とあり,このイトーキのトレフは一応「ロータイプ」とありますが個人的にはミドルタイプにあたるのではと思っています。高ければ高いほど収納力は上がりますが,低い方が圧迫感は少なく,スッキリします。

インテリア的には上棚は無くすのが正解です。ですが「机の上に常時出しておきたいもの」があることや,「子供に好きなものを飾ってもらいたい」という思いから,ロータイプの上棚を求めました。しかしデザイン的に洗練された商品には上棚が無いという当たり前の現実にぶつかり,候補選びはここで一番難航しました。

 

⑥価格

実際に候補に上がった学習机は,一番高いものと安いものを比べると2倍近い価格差がありました。長く使うものなのだから,ここはお金をかけても…」という気持ちと,「子供が使うものに高級品は必要ない」という気持ちがあり,葛藤しました。

なので「◯万円程度」と条件をつけて探すことはしなかったものの,「条件に合うものが複数あるなら,安い方が好ましい」という程度に考えました。

 

⑦デザインが洗練されている

学習机は息子のものなので,私の価値観でデザインの良し悪しを決めるのはどうかとも思ったのですが,「私の家に私の嫌いな家具を長く置きたくない」という気持ちが強く,幸い息子も全くこだわりが無かったため,私の独断と偏見でデザインの良し悪しを判断させてもらいました。

 

 

選び抜かれた候補たち

それではこれらの条件を考慮し,選びぬかれた候補たちを紹介します。なお,すべての条件を満たすものは意外に少なく,最後までかなり悩みました。

 

①フォピッシュ(ACTUS)

学習机の良し悪しなんて微塵も分からなかった頃,デザインだけを見て最初に惚れたのがフォピッシュでした。アクタスに行って実物も見ましたが,やっぱり素敵。デザイン面だけで言えば,全ての候補の中でこれが一番でした。

https://www.actus-interior.com/actuskids/common/images/collection/foppish/01.jpg

商品情報|ACTUS KIDS(アクタスキッズ) デスク・子供家具・学習机・ベッド・子供用雑貨・ギフト(画像はACTUSのサイトから引用しました)

価格は「デスク」「ワゴン」「上棚」の3点セットで約10万円。コンセントが無いこと,脚がなぜか台形であること,天板に脚の継ぎ目があり,そこにゴミが溜まりそうなこと,…と,細かいネックがたくさんあり,使い勝手を考えて結局断念しました。

 

②ボナシェルタ(カリモク)

アクタスでボナシェルタを見たあと,次に訪れたのがカリモクのショールームでした。触ってみて,一発で質の高さを実感しました。ガチの家具屋はやっぱり違う…。何というか,すごく安定しているんです。ここまでシンプルなデザインで安っぽく見えないというのも凄いです。

http://www.karimoku.co.jp/images/gakusyu/buonascelta/bo_set22.jpg

学習机ならカリモク家具|ボナシェルタ|おすすめ商品|カリモク家具 karimoku(画像はカリモクのサイトから引用しました)

値引き交渉をしていないので実際にどのくらい値引き可能なのかは分からないのですが,カタログ価格では3点セットで15万円くらいでした(机のサイズなど選択肢が多いので,価格は幅があります)。無垢ではなく突板ですが,一般的な突板よりも厚みがあるようです。

ボナシェルタの唯一にして最大の欠点が,「ブリッジ型の上棚が無い」ということでした。本立てはありますが,上棚はラインナップされていません。ここまで言うと言い過ぎなのですが,デザイン優先で子供の目線が欠落している印象を受けました。残念!

 

③ビーノ(コイズミ)

大型家具店で店員さんにボナシェルタを検討していることを伝えると,オススメされたのがビーノでした。「ボナシェルタが好きな方は,けっこうこちらを選ばれますよ。」と。確かに四角いラインが似ていて,デザイン的に悪くはありません。

 

   

ビーノデスクBDD-072NS(Amazon)

ビーノリフティングワゴンBDW-064NS(Amazon)

ビーノエクステンション本立てBDA-082NS(Amazon)

こちらは見積もりを出してもらったところ,3点セットで8万円台。かなりお手頃価格です。コイズミなので引き出しはフルスライドレール,使い勝手は計算し尽くされています。ランドセルフックも使いやすそうで良いです。

ただこちらは質感は値段なりで,カリモクと違って突板であるということがけっこう気になります。また,上棚は無く上の画像にあるエクステンション本立て(伸び縮みします)がそのかわりになりますが,ボナシェルタの本立てよりは理想に近いものの,やはり上棚ではなく本立て,という感じ。価格は魅力的でしたが,妥協点が多くてやはりこちらも見送りになりました。

 

④ニノス(KEYUCA)

やっぱり色々と妥協しないとダメかなあと思い始めた頃,彗星の如く私の目の前に現れたのがケユカのニノスでした。好みのデザイン,無垢,ブリッジ型の上棚。アクタスのフォピッシュと違ってコンセントもあるし,天板に変な継ぎ目もありません。そして,安い。条件にほぼ完璧にマッチしており,最終的に購入に至ったのはこいつです。

https://www.keyuca.com/shopping/upload/save_image/product/large/001/sk2400001_3.jpg

 

KEYUCA オンラインショップ/アイテム|KEYUCA(ケユカ) キッズ 家具 ニノスデスク 105×60cm(画像はKEYUCAのサイトから引用しました)

価格は普通に購入すると3点セットで約9万円ですが,私が購入したときはキャンペーン中で,3点セットにチェアも入れて約8万7千円でした。Amazonで購入したデスクライトと,ACTUSで購入したデスクマットを含めても10万円以内に収まりました。正直想定外です。

届いてみてから感じたことですが,上棚の幅が机いっぱいではないのがデザイン的に惜しいことと,引き出しのスライドレールがフルではなく硬めなことが微妙な点です。

 またセール価格に惹かれて購入したチェアについては,デザイン的には統一されているので正解と思う一方,使い勝手が良いとは言えず,「他にも選択肢があったのでは?」「もっと熟考すべきだったのでは?」という後悔もあります。

 

ともあれ,非常に長く感じられた学習机探し。最終的に満足のいく買い物ができて,ホッとしています。

あんなにこだわりの無かった息子は机が届くと大喜びで,すぐにイソイソと自分の巣作りを始めました。もう既に机の上はぐちゃぐちゃですが,息子に「自分だけの場所」ができたことはとても良いことだったと思います(やっぱり上棚は大事!)。

購入後に思ったことをまとめるため,ブログはもう少し続きます。

 

 

コイズミのデスクライト。私が購入時はカタログ価格の2分の1という衝撃の値段。

 

【関連記事】